⑥東京の未来のサービス業

 これから5~10年、東京でのサービス業は大いに変わると考えています。そう言えますのは、これからの来店する客に対応するのは人間ではなく、ロボットになるであろうことは容易に想像つくからなんです。

 おそらくマックもケンタのお店も、近い内にほとんどがロボット対応になる。そう明言できるのは、過去、1980年代に我が国生産工場における生産性アップを目的とした、ファクトリーオートメーションなるシステムが導入されましたこと。

 その内容は工場内工作機械のコンピュータ化(自動化)と、製品を移動するロボットの活用で実行されました。当時の工場の従業員一人の年間経費が200万円の時代でしたから、ロボットの方が人間より人件費?が安くなったことでそうなりました次第。

 ご承知の通りロボットは24時間労働が可能ですし、残業割増料金も必要ありません。かくして工作機械&搬送作業、製品の塗装工程や乾燥工程までロボット化が進んだ。そんな歴史がありましたら、我が国の工作機械とロボット技術は世界を凌いでいるという訳なんです。

 お話をサービス業に戻しますと、当時工場内で生産されていた製品とは当然ハンバーガーよりフライドチキンより高かったですから、ロボット採用のメリットはありました。それと工場内で使用されたロボットとは、重い製品を運ぶ・回転させるなどの単純な作業がほとんどでした。

 しかし現代のサービス業に使うロボットは、かなり繊細な動きと危険回避のプログラムが必要となりますから、現段階では結構価格が高い商品との評価がなされている。

 さらにサービス業とは小さな店舗が多いですから、投資に至れないという理由があるんです。それに比べて過去のファクトリーオートメーションが広がりましたのは、採用したのがほとんど大企業であったことが理由なんです。

 サービス業の街・東京が元に戻る時、それが2年後or3年後、それとも5年後であったなら、その時の接客サービスのかなりがロボットに置き換わられていると思います。なぜならその時の東京とは、言うならば大企業同様大量消費の街ですから、ロボットを使うメリットは十分にある。

 その時東京でのサービス業を目指したら、ロボット管理者、すなわちロボットのプログラマーの職しかなくなっているのではないかと思えます。あるいはロボットの部下として?

 ですからそんなに変わってしまうだろう東京のサービス業種で将来働くより、これからは地方でしょうとわたくしには思えるんです。

 なぜなら地方では、ロボット使って大量のお客をさばくなんてあり得ないですし、それに農業を主体にしたサービス業には、ロボットの出番はありません(耕作・収穫・肥料散布などの自動化は進みますが)。

東京が大量の客をロボット使ってサービスする街だったら、地方は人による手間暇かけたサービス地域になることが予想されます。安全な野菜を自分で作り、それを料理してお客に提供するというサービス。そう都会と地方の住み分けができたら、日本人も外国人も日本の都会と地方の観光を楽しむようになると思うんです。

 来るべき5Gの時代には学校に通って勉強する、あるいは会社に出て仕事をするパートってかなり減少します。それはサービス職だって営業職だって、AI化が急速に進むと予想されますから。

 眠らない街東京で、ロボットと明け方まで格闘する仕事を選びますか。それとも地方で野菜を作り、料理して提供して、さらに野菜使った健康飲料製品など作って全国に販売する。

そんな地方でのサービス職種が、地方では展開可能なんです。もちろん地方での農業を活かした働き方はまだまだあります、その内容を次回にご説明するつもりです。


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