⑤副業・兼業しなくてはならない時代

 今地方から東京の大学に通っている学生とは、言うならば勉強しながら副業・兼業している人たち。学生の場合は本業が学業ですから、会社員とは少々立場は異なりますが。

 それでも本業と言える大学の授業料だけ親が負担してくれる(親が稼いでいる)、ないしは奨学金を利用している学生にとっては、副業なしに大学へは通えないことになります。ですから今までは副業、あるいは兼業として主にサービス業で働くことを半ば当然な行為として受け入れてきました。

 しかしコロナウィルスの影響で、東京でのサービス職アルバイトが消滅してしまい、それら学生のほとんどが副業・兼業をできなくなった。そんなになってしまった東京に対して現代の地方の学生とは、都市部のサービス業がなくなったのは東京と同じなのですが、農業の収穫作業や種植え作業のアルバイトで稼げているというお話。

 この差は日本から飲食業のサービス業アルバイト職が全てなくなったとしても、地方には絶対なくならない農業という産業があるってことなんです。

 その折も折、コロナウィルスは海外からの農業研修生の来日を止めてしまい、我が国農家は人手不足困っているのが実情。そこで地方の学生を雇うことで、ウィンウィンの関係を築いているというお話なんです。

 ここでも言えることは、内需の拡大政策。日本の農業に、外国人を使うことなんかないんです。今や世界の大学が在宅学習に切り変えていることを知れば、これからは東京の大学に入学したとて、地方の自宅で講義を受けられる。

 自宅でなら家賃はかからず食費だって家族と一緒、その上周辺でアルバイトが可能なのですから、東京での苦しい生活などする必要もなくなるというもの東京の大学であろうと地方の大学であろうと、経済的な問題で退学しなければならない環境などあって良い訳がないんですから。

 我が国のGDPが高い割にはその生産性の低さが指摘されておりましたが、その改善がなされるままに現代を迎えました。しかしコロナウィルスが我が国企業環境に、リモートワークの取り組みを強力に押し付けたと言えます。

 この変化に戸惑う方もおられるようですけど、この時代の流れには、慣れるしかないのではないか。それは過去に企業がパソコンを導入した際にも、その業務環境に馴染めない人たちを数多く輩出しましたから。このリモートワーク環境に馴染めない中間管理職は、閑職に追いやると予測する専門家が数多くおりますよう。

 在宅勤務が当たり前化したら、無駄な通勤時間を使わなくて済むようになる。もちろんそれだけで我が国の生産性が上がるとは言えませんが、とりあえず東京に大きなスペースをとったオフィスは必要なくなる。そんなこんなの固定費用が省けたら、少しは生産性も上がるというもの。

 さらにリモートワークがより進化したら、それこそ東京で勤める必要なんかなくなる。ならば地方で、副業・兼業・複業環境を整えた方がよろしいのではないか。少なくても地方では、コロナウィルスで悩むことなんかないんですから。

 地方?・東京?のどちらで副業・兼業・複業考えたらよろしいかを東京在住と地方在住の大学生を例にとってご説明しました。お金のある家は別として、本当に大学に行って勉強したいと思うのなら、地方で親に負担かけずに地方で勉強するのが正解。

 可能な学習はオンラインでやって、アルバイトで稼いだお金で時々東京での生の授業を受ける、なんて形がこれからの大学生の学習スタイルになるんじゃないか。なぜなら今やアメリカの多くの大学では、オンライン授業を受けてテストに受かれば、修了書がもらえるということです。

 もちろんそれらの授業は英語で実施されているもので、英語マスターしていませんと受けられませんが。

 大学生の働き方?もこうなると予測されますから、一般の労働者の方々もこうお考えになれないでしょうか。地方で働く上で、農業を含めた働き方を模索する。

 農業を本業にしても、副業・兼業、それとも複業の一つとして考える。もちろん農業を、自宅で食べるだけでよしでも構いません、その他の本業・副業・兼業・複業をどう考えるかで決まりますから。

 

 次回はその農業を含めた本業・副業・兼業・複業の取り組み方に付いて、お伝えしたいと思っています。

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