あなたは今、乞われていますか

更新日:2020年10月30日

 今多くの会社員が、コロナ不況から会社を去ることを余儀なくされています。それは非正規社員の雇い止めはもちろん、正規社員でもリモートワークなどの会社が望む働き方に応えられない中高年社員にさえ、その影響は及んでいることが判ります。

 なぜならこのコロナ不況下ではもちろん、コロナ以降の経済環境でも彼らを企業が必要としなくなったこと。すなわち会社はそんな人たちを、会社に乞われない人材と評価するに至ったと言うことなんです。 


 どんな状況下にあっても、人は乞われてこそ頑張る気力を発揮できるもの。そう言える根拠は先般ありましたプロ野球ドラフト会議でも、球団に乞われて入団できるから若者のモチベーションが嫌でも上がり、厳しい練習に耐えられるってことになる訳でして。

 しかし乞われない場合はどうかというと、あの戦力外通告を受けた選手の合同トライアウトのテスト。あの状況は一般労働者の再就職活動の場と同じで、欠点見つけが最優先にされますから結局採用されないケースが多いもの。


 この乞われると乞われない差の大きさは野球界ばかりでなく、これからの一般労働者にも当てはめられることは明らか。それは採用試験に向っても、乞われた会社は満面の笑顔で向えてくれるものですが、乞われない場合は根掘り葉掘り欠点を指摘され、つまるところは不採用になってしまうことばかり。

 ですからわたくしは、これからは乞われて受け入れてくれる相手を探すべきと声を大きくしてお伝えしたいんです。


 今、

「都会・東京で、あなたは乞われていますか?」

この問いに《ハイ!》と明確答えられるでしょうか。もしそう答えられる人だったら、これ以上お伝えすることはありません。しかしもしそうでなかったら、ぜひお考え頂きたいんです。都会でなく、地方で働くことを。

 その何故かは、今地方は人材を乞うている。すなわち地方で働いてくれる人を、切実に求めているからなんです。


 今まで東京が、地方の人を求めたことがありましたか?。おそらく地方の人が勝手に東京を目指しただけ?で、東京は地方の人を乞うた訳ではないんです(新卒学生の一斉就職期は除きます)。ですから今、特にサービス業に従事していた地方の人、東京を目指した多くの学生たちもその反動を受けて困り果てています。


 もちろん乞われているという理由だけで、地方に向うと判断する人はそう多くないかもしれません。しかし先日ANAという会社を例にとってお伝えしましたが、そのような環境の会社に留まり、コロナ終息を待つのか、それとも新しい働き方を模索するか。

 コロナが終息してインバウンドも戻ってくるかもしれません、景気回復が実現して人手が必要になったとしても、その時の企業は旧い人を削減して若い人材(学生)を採用するのではないか。そんな時代になることを認識して、お考え頂きたいんです。


 今、都会が乞う人とは、IT・AIの知見・経験豊富な人。あるいはコロナ不況下でも、実力を発揮して企業に利益をもたらすことのできる人。しかしそんな限られた人ではなくても、今地方は地方を活かして働いてくれる人を求めています。

 求められる人材=乞われる人として、地方を眺めてみて下さい。ともすると

「地方・田舎には仕事がない」

とおっしゃる方がおられる。しかし実際はそんなことはなく、ちゃんと仕事はあるんです。ただ収入は高くないことだけは確かですから、問題は働き方次第。どんな働き方を志向するか、そのテーマさえ見誤らなければ、そして新たな働き方を考えられれば都会よりずっと快適な働き方があることを知って下さい。


 次回はその働き方に付いてお伝えするつもりです。

 


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